夢の彼女 /95


なんだか足んない。
ふわふわ前に踏み出すよりも留まってる
飢餓の幻影植え付けないで
どうしたらいいの、誰も教えてくれなかった
乾いてく口の中

後ろ姿がユラユラ焦げてそれから消えた
請い願ったユメは案外不自由ね
生きてる限りしょーがない理不尽
どうしたらいいの、誰も教わってなんかない
痺れが欲を煽り立てる

永遠なる欠乏
私はきみの苦渋を見たい
繕った笑いなら全部集め
フッと一息で殺しちゃおう

愛すべき4×4の呪いに
ふたりでかかった気になって
すっかり捕らわれたフリをして
仰いだ空はちょっとの未来
見下げる地面は忘却の理想


[10/06/29]
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