道と詩 /80


こんな浅沼でまだ
躊躇しているのか
足を動かす競争心を
消す必要はないだろう

時には止むを得ない
他人を踏みにじること

低い西陽がせき立てる熱情と
まっすぐすぎる眼光に射られ
とわに佇むうち
終幕はじわじわと下がりだす

闇夜にはさからわず
眠りに微笑んで

容赦なく踏みつけてゆけばいい
願いに先があるのなら
灯火が落つるよりも先に
私を踏み越えていくがいい


[09/11/20]
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