always be /69


均された時間のなかで
幸せのスケールが小さくなっていく
いいことじゃないと君が笑うから
頷いていよう

手を繋ぐこと
久しぶりの感触に戸惑ったんだ
まだあるよ 風化されていない日常が

あたたまった布団にくるまりながら
いとしい神経をさぐりながら
ふいに思い出す
ここにいなかった頃の自分

それは遥か遠い昔?
点滅を続ける君の薬指は
ひたすらに 私の眼を焼くのだった

どこから来てどこに去っていくの
君が君じゃなくなっても
私には気づけない
君が君であることを
私は確かめられない

得体の知れない者と暮らしてるかもしれない 平凡
考えてもしょうがないなら
すててしまおう
磨きあげたその爪に 恒常が走る


[09/06/15]
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