Stray Cats /64

紫の空 遠く退いてく
前に見たのと いつも違う脈

風になびいて葉は徐々に消えるんだ
予定調和まみれ 眩しすぎる日々

どこにいても揺るがぬ疑問
同化することの快さを

僕はまだ知らない 求めてたものは
やさしい手触りの新たな空気

忘れられなくて忘れたくなくて
1日が閉じていた 飽きもせず浅く

メザメタ僕は地を踏みしめてる
もう選ばないよ 異次元への道は

宝物を探すよう 足もと覗いて
白い線の上渡ったりして

やっと巡り会った 古びたベンチに
かたどられる影 僕に似たシルエット

「愛する」ことが「できる」んだってさ
ここにいる限り どんな酷でも

見ていてあげよう 見ていてください
取りあった手は静かに縺れこんでいく

伝えられなかった別れの言葉を
呟いてそっと横切ってみた

君は気が付いてくれたかな
眼のなかに生まれたての輝きが 今


[09/07/22]
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