深呼吸したところで、目の前に広がる光景は一ミリも変化しない。鋭いあきらの眼光に射抜かれ、ちえりはごくりと唾をのんだ。 「ちえり、もう待てない」 あきらの指先がちえりの制服のリボンを外しにかかる。瞬間、ちえりの頭の中にとあるコマーシャルのナレーションが蘇った。 (どうする、俺!?) Q.ライフカード 1,抵抗 2,応戦 3,反撃