平成12年夏宮城県大会決勝
_平成7年以降、これまで仙台育英佐々木監督・東北若生監督と両校 ともに指揮官が変わり、県内の勢力も大分変化を見せました。これまで宮城は仙台育英と東北 の2強といわれてきた時代も実際のところは甲子園出場は仙台育英の独占となりました。
 ここで取り上げた試合はその仙台育英の一方的な状況が変わりそうな感じがある年 でした。仙台育英・東北の両校の対戦成績は新チーム結成以降東北の3戦3勝、しか も内容は5−0、9−0、14−0のスコアで実力の差も歴然でした。その根拠となる のはエースはMAX145キロの速球とスライダーを持ち合わせた本格派の後藤、高校通算 28本塁打の4番の加藤、1年生ながら最速140キロの速球を誇る控え左腕の 高井とプロ注目の選手が揃っていました。(この3人に加え捕手の渡辺も含めのちに 4人がプロ入りする)
 迎えた決勝戦もちろん下馬評では東北の圧倒的有利。しかし勝負は例え10回対戦して 9回勝てる相手でも肝心な1度の試合に勝たなければ甲子園には行けないのです。
 
東  北 11
仙台育英 10
本日の試合結果
第一試合
    
    
第ニ試合
    
    
第三試合
    
    
第四試合
    
    
   
 
東 北
掛

野
目

黒
後

藤
加

藤
高

井
斎

藤
山

崎
渡

辺
今

野
  
UMPIRE
  CBTBUBVB
仙台育英
松

崎
吉

田
宮

内
渡

辺
大

場
小

川
藤

井
村

上












試合内容
_仙台育英村上、東北後藤両エースとも好調の立ち上がりで 3回終わって0−0。試合が動いたのは4回の裏、一死後宮内が後藤の投じた内角高め の球をレフトへのソロホーマーで仙台育英が1点を先制。さらに5回裏試合は大きく動き、 藤井の左中二塁打を皮切りに犠打が野選になり無死一三塁。ここで仙台育英はスクイズ を慣行するも東北バッテリーがこれを読んでウエスト、しかし三本間ランナーを捕手 が悪送球で1点を追加。さらにヒットと失策が続き二三塁。ここで吉田が2点タイム リーヒット、二死後で渡辺がライトへ2ランでこの回一挙5点を追加する。
 その後東北はレフトを守っていた高井をマウンドに送り追加点を許さず反撃は8回 高井のタイムリーで1点を返す。9回の裏6−1と予想もされなかったスコアも 東北が猛反撃。無死満塁のチャンスを作る。仙台育英はエースの村上が打球を足に 当て降板、変わった金野から2本のヒットを浴びせ3点を返す。しかし最後はショー トゴロに終わり東北の7年ぶりの悲願の甲子園出場ならず仙台育英が甲子園が2年連続 の甲子園行きの切符をつかんだ。 (参項図書:河北新報平成12年7月29日の記事)
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